三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

〜田舎に泊まろう in Sweden〜 8日目

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God morgon!

今日もブログを書き始めた瞬間にStellaが走ってきましたね、偶然にもすごい喘いでいるようなタイピングになってしまいました。

 

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朝からColaと添い寝

 

 

相変わらずおけつの痛みが激しいですが、がんばっていきまっしょい

 

リビングに行くと、朝から疲労困憊な様子のMikaelaが。
昨晩、夜中3時におなかが空いたとStellaが、それにつられてLeoも泣き始め、二人をあやしていたら背中を痛め、寝れなくなって完全に寝不足らしい。

子どもを育てるってのは、そういうことなんだなあと。本当に大変です。

ここで暮らして初めて育児生活に密着して、なんだかもっと世界に対して優しくなれそうな気がしてる。

ちなみに僕はまったくもって気づかず爆睡でした。

 

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今日は快晴!

景色が広々としているので、歩いていてとても気持ちがいい。Colaもなんだか嬉しそう。

 
スウェーデンでも日本と同じくchild care関係は女性の割合が多いみたいだが、Stellaのförskola(就学前学校)には、僕がみただけでもごりごりにマッチョな男の先生が3人いる。

通っている子どもたちも、肌が白い子や黒い子、アジア系の子、中東系の子、イスラム系の子など多種多様だ。

 

スウェーデンの保育園に待機児童はいない』(久山葉子,2019)によると、förskolaの保育方針について、主に次の5つが目的として掲げられている。

 

就学前学校は、子供ひとりひとりがこれらの能力を発達させることに努めなければならない。

 

 

・寛容さ、敬意、連帯感、責任感

 

・他人の状況に配慮したり、共感したりできる能力。そして、他人を助けたいという気持ち。

 

・日常に存在する生き方への課題や道徳的ジレンマに気づき、自分で考え、意見を持つ能力。

 

・性別、民族、宗教等の信仰、性的指向、障害にかかわらず、人間には全員同じ価値があるということへの理解

 

・生きるものすべてへの敬意と、自分の周囲の環境に対する配慮。

 

この保育指針は、スウェーデン人が理想とする人間のありかたをそのまま表している気がする。

いたるところで −特にあらゆる年齢の教育現場で− これら五つの点が重要視されているのを常々感じるからだ。

 

 

「人間には全員同じ価値がある」というフレーズは、スウェーデンの教育現場で頻繁に耳にする言葉であり、スウェーデンがそのうえに成り立つ民主主義国家であることは皆が自負している。

 

 

特に4つめの、「性別、民族、宗教等の信仰、性的指向、障害にかかわらず、人間には全員同じ価値があるということへの理解」を、1歳半から教え込むのは本当にすばらしい。

これを幼少期から叩き込まれた人たちが、今この国を動かしているのだ。そりゃあ住みやすいわ、、、。

 

 

園庭は、感覚的には日本の一般的な小学校の校庭くらいの広さがある。ストックホルムだとこうも広くないだろうが、子どもたちが思いっきり遊べる環境が整っている。

給料については、日本よりは十分にもらえるようだが、Mikaela曰く他の給料に比べると低いため近頃はなり手が少ないそう。これは保育士だけじゃなく、学校の先生も同じなんだとか。

 

スウェーデンのförskolaについては、もっと詳しく知りたいので今後もっと研究していこ〜〜

 

 

 

förskolaにStellaを送り届けたあとは、帰ってきて鶏にえさやり。
あの典型的なこけこっこー、初めて間近で聴いた!!目覚ましボイスにしよ。

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神々しい


 

そして、庭に散らばったColaのうんち集め。

Colaは、生まれたときから外で排泄をするようにしつけられたらしく、うんちやおしっこをしたいときは庭に出て行くのだが、これまた庭が広くてあちらこちらに大量のうんちが転がっているのだ。


広大なサハラ砂漠の満点の星空の下で立ちションをする気持ち良さを知ってしまった僕は、今ならColaの気持ちがわかる。こんなに広々とうんちできるの、最高だよな。
Mikaelaがしばらく拾ってなかったおかげで、バケツもりもりのうんちが収穫できた。大漁大漁。

 

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人がうんち集めとるときに涼しげな顔すな

 

 

その後は、Leoの定期検診のため病院へ。
行きの車で初めて、Mikaelaが37歳でTobiasが40歳だということを知った。
もうちょっと若いと思ってたので意外だったが、そもそもこの人たちの年齢を気にしたことが今までなかった。
ヨーテボリでも、友達の年齢を気にしたことはなかったし、スウェーデンは年齢に関係なくフラットに人と接する文化なので、学校の授業にもいろんな年齢の人が当たり前にいて当たり前に認め合っていた。


また年齢に関係なく、自分次第でいくつからでもやり直せるのもスウェーデンのいいところ。
前にMikaelaと話していたときも、人はいつだってやりたいこと、学びたいことが変わるんだから、気軽にまたやり直せないのはおかしい、と言っていた。

何歳までにはこれをして、これをしてってライフプランをきちっと決めて、履歴書に間を空けないように緊迫して生きていくのって、しんどいよなあ。

 

 

病院はこんな感じ。

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至って普通。

Leoは5ヶ月にして、体重8.3kgだった。日本人赤ちゃんのの5ヶ月平均は大体7.3kgらしいので、かなりのビックベイビーだ。

 

その後はシャワーロッドを探しにいったがどこにも見当たらず、セムラを食べて帰った。

セムラは、漫画ONE PIECEの中で、ビッグ・マムの食い煩いのきっかけになったスイーツ。

僕はスウェーデンに来るまで、「あのビッグ・マムが死ぬほど好きな、セムラっちゅう伝説のスイーツ」という認識だったので、実際にスウェーデンの伝統菓子として存在していることを知ってめちゃめちゃ衝撃だった。

 

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スウェーデン人でも嫌いな人わりかしいるっぽい


 ビッグ・マムのせいでハードルが上がりすぎていたので、それを越えてはこなかったが、普通に美味しくて好き。

 

 

帰宅し、お昼のゆったりタイム。

Leoは背中と首のトレーニング中。

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もうすぐしたらハイハイしだすかなあ〜〜

  

MikaelaがLeoにおっぱいをあげながら急に「ヒャオゥッッッ!!」と悲鳴をあげたので、何かと思ったら、Leoに乳首を噛まれたらしい。

昨日の記事でこれを書いたばかりだったので、めちゃタイムリーすぎてすごい。 

 

Leoは僕の指を握るとすぐに口に持っていくのだが(だからめちゃくちゃこまめに手洗いしている)、 5ヶ月の赤ちゃんってもうすでにこんなに噛む力強いんやなって初めて知った。

歯はまだないけど、しっかりがしがしと噛んでくる。

これまじで世のお母さんたちの乳首大丈夫なんかな、と勝手に心配したけど、赤ちゃんのせいで乳首取れた事件は聞いたことないので、とりあえず大丈夫そう。しらんけど。

〜田舎に泊まろう in Sweden〜 7日目 - 三日坊主の三年日記

 

ちなみに全然大丈夫そうじゃなかった。お大事に。

 

 

 

14時になったので、Stellaのお迎え。

帰ってきて、昨日に引き続きMikaelaがフェンスの修理をしている間に、僕はStellaと庭で外遊び。


庭は結構でこぼこしていて、Stellaはぽこぽここけまくっているんだけど、芝生は柔らかいので安心して何度も転べる。

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転ぶというか転がっている。

 

ちなみに庭は鳥のふんだらけ。

 

保育園も公園も、平坦にせずにわざとでこぼこにしてるとこが多く、子どもが遊びながら足腰を鍛えられるのはすごくいいなと思う。

 

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仲良しか

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もはや同じ種族なのかもしれない

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強い



Mikaelaが庭のフェンスを修理しているのに興味を持ったStellaは、やりたい!と駆け寄った。
日本だと、1歳の子どもにトンカチと釘を渡す親はなかなかいないと思うが、MikaelaはStellaにトンカチの使い方を教えて、一緒に釘を打っていた。
子どもの「やりたい!」を「危ない」の一言で押さえつけるのではなく、自然な形で好奇心を育てていくの、とてもよい。

 

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これぞ遊び!!

 

修理が終わって、夜ご飯。

今日は、前回の地獄炒飯のリベンジを果たすべく、オムライスにチャレンジ。 

オムライスの説明をしたとき、Tobiasに「ケチャップとごはん?クレイジーなの?」と言われてしまったが、ぎゃふんと言わせてやろう。

と思いきや、またしてもへんてこオムライスが爆誕してしまった。

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他のはもっとひどい


二人は塩をあほほどかけながら、味はいいよと言ってくれた。

Stellaも喜んでたし、リベンジ果たせたってことにしとこ。 

 

 

いよいよ明日が丸一日過ごせる最後の日。プリキュア並みにたくさんハピネスチャージしよ。

それでは、God natt!