三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

わくわくフィリピン日記 vol.7 〜火山〜

はろーえぶりわん。

本日は土曜日で学校がお休みなので、先生が企画してくれた近くの島へぷち観光へいってきた。

 

タール火山という世界最小の活火山で、ふもとから約20分馬に乗って移動したのだが、これがまたしんどい。ぐわんぐわんに揺れるから何度も落ちそうになって体幹が死んだ。

小学生くらいの子どもも馬に乗って物資を運んだりしていて、年齢を聞いてみたら6歳だと。たしか前にタイに行った時、象乗りをしていた子も8歳くらいだったような。

日本では考えられない、幼き子の労働を目の当たりにし、のほほーんと観光もしてられなかった。でも景色は綺麗だった。

火口は青緑のようななんとも言えない色で、吸い込まれるような感覚に陥った。

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タール火山の火口。ぽっちゃりめの白人夫婦多め。

 

実はこのぷち観光、留学先の学校の先生が企画してくれているのだが、噂によるとだいぶぼったくりらしい。

基本的に外国人はお金持ちだと思われるので、どこを使ってもぼったくられるのだが、先生と行くと安心という理由で多少高くてもこちらを選ぶ人が多い。

おそらく、英語の先生としての給料と同じくらい、もしくはそれ以上、このぷち観光で稼いでいるのではないだろうか。

フィリピンは日本と比べるとかなり物価が安く、そのぶん給料も安い。日本から勉強にきている人は、当然大富豪に見えるわけだ。

日本に住んでいるとただの貧乏フリーターの僕だが、ここにくるとたちまち大富豪。

ぼったくられたと憤慨することもできず、純粋に楽しかったとは言い難い。

これについてはまだまだ言葉にできないので、考えていこうと思う。

 

 

 

午後は勉強のつもりだったのだが、行きたかった会社のスタッフ募集を発見!!!!!!少なくとも2年以上は募集していなかったので、またとない機会だと思うのだが、先日諦めたばかり。。。

 

目の前にかつての夢を叶えるチャンスがある状況下で、揺るぎない覚悟を持って諦めたからと見逃すべきなのか、チャンスがあるならそんなプライド投げ捨ててチャレンジするべきなのか、悩んで悩んで答えが出ぬまま時間がすぎてしまった。

んんんん、これから大学院に入学するというときに、、とりあえず履歴書だけ送って、もし通ったら面接いって、もし通ったら、、、大学院辞めるか、、?

 

叶えたい夢、なりたい職業がいくつかあるとき、人はどうやって選択しているのだろう。どうやって折り合いをつけるのだろう。生きていくことは何かを捨てていくことだとよく聞くけれど、捨て方がわからない。

自分は、逃げ道ができるだけ多いほうを選んでしまう人間なのだろうか。仮に就活の際に、全然ジャンルの違う会社にいくつか内定をもらったとしたら、どうだろう。

おもしろさや、会社の将来性、福利厚生など、いくつかの軸があれば比べやすいだろうか。はたまた、決断のタイミングがばらばらで、片方を選択すると片方はもう完全に諦めなければならない状況だと、どうだろう、まあそれが今なのだが。

 

自分にとっての揺るぎない軸は、「夢中に生きること」だ。自分自身が仕事や遊びや恋に没頭しながら、夢中に生きる人が少しでも増えるように社会に働きかけることができたらどんなに幸せだろう。

では、夢中になるために必要なこととは。それは、自分の生き方や働き方に「誇り」を持てるかどうかではないか。人生の大半を占める仕事を選ぶ際に、自分は何に誇りを持っていきたいか、それはやはり選択することになるのかもしれない。

 

「何をするか」「誰とするか」「どこの組織でするか」「どうやってするか」「誰に対してするか」、何かを選んで何かを捨てなければならない。

もちろん考え得るすべてに誇りを持てれば、それは究極に素敵なことだ。だが、今「何をするか」が先行している以上、その他はもう自分次第だ。

 

今ぼくが迫られている選択はふたつ。大学院で研究したうえで、再び就活をする。もしくは今会社を受け、受かれば入学を蹴ってそちらに行く。

どちらもぼくにとって叶えたい、諦めたくない夢だ。ならばせめて、今目の前にあるものからぶつかっていくべきか。あたって砕ければ、潔く諦めきれるかもしれない。あたって飛び越えてしまったらもう、やるしかない。

 

しかし今は留学期間中。ぼくは将来組織に頼らず自分の力で大切な人を守れる力をつけたい。英語はそのための武器になり得る。どの選択肢をとっても、それはきっと変わらない。だから、今はここでできることをひたすらにやるのみ。

 

明日も休みだ、一刻もはやくぺらぺらぺらおになりたい。