三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

田中、スウェーデンで一人映画したってよ。

Hej hej! 

ヨーテボリはだいぶ寒くなってきました。朝と夜は5度とかです、冬が思いやられる。。

上の挨拶は、「ヘイヘーイ」って感じでよく店員さんとかがこんにちは〜って意味で言ってて、ちゃんとした意味なのに適当に言ってるように聞こえる感じがかわいくて僕はすきです。

 

今日は、人生初の海外一人映画をしてきたので、その様子をお届けします。

 

 

僕が訪れたのは、大学の近くの通りにあるこちらの小さな映画館。

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なんて読むんかわからん

 

外にこんな感じの上映スケジュールがあります。

 

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sv talというのがスウェーデン語音声の英語字幕付き、eng talが英語音声のスウェーデン語字幕付きです。

僕はeng talのトイストーリー4を観ることにしました。1から3も観たことないけども!

最初この表の見方がまじでわからず、隣にいた夫婦に聞いてみたところ、Fre-lö が金〜土、Sö-toが日〜木のことで、その後ろに書いてあるのが、上映時間なのだそう。

ちなみに曜日はスウェーデン語でこんな感じ。

日曜日:Söndag
月曜日:Måndag
火曜日:Tisdag
水曜日:Onsdag
木曜日:Torsdag
金曜日:Fredag
土曜日:Lördag

(土曜日だけ英語からかけはなれすぎてない?????)

 

 

中に入ってみると、チケットを買うところが。

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観たい映画を選んでタッチして、

 

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席を選んで、

 

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お会計。今回は125クローナでした。

 

スウェーデンはばりばりのキャッシュレス社会なので、現金を使う機会がまじでありません。1クローナも両替しなくても生きていけます。現金が必要なのは街中の公衆トイレくらい。

そんなこんなでぴゃぴゃっとチケットを購入しました。

 

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奥に進むと、売店にポップコーンがずらずらり。

 

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えげつい量運んでるやん

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紙ストローを使うところがエコ大国って感じ

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いや店員放置すな

(自分で棚から取るスタイルやからこぼれまくるんやろなあ。。)

 

 

てな感じで、全く手こずらずめちゃくちゃ簡単に一人映画はじまりはじまり。

 

シアターはこじんまりしてて、この前新宿のTOHOシネマズで「天気の子」を観たときの4分の1くらいのスクリーンでした。

お客さんは全部で15人くらい。少ない!!

 

スウェーデンでテレビを観ることがなかったので、映画前のCMが新鮮でおもしろかったです。

 

映画自体は、シリーズを観てないためキャラクターたちへの思い入れがゼロだったし、キャラ同士の関係性もわかんないから、ふ〜〜〜〜〜んって感じで進んでいきました。

スウェーデン語字幕は全く読めないので、英語音声を必死で聞かないとストーリーが理解できない!!っていうプレッシャーの中で、二日酔いにもかかわらずばりばり集中して前のめりで観ました。たぶんこの映画観た全人類の中で一番前のめりやったと思う。

がしかし、聞き取れたのは半分くらい。早口のキャラクターとかはまじでいっちょんわかりません。なんとなくストーリー展開的に、あ、さっきのセリフはああいう意味やったんやねって探りながらなんとか最後は理解できました。ばり疲れる。

 

初めてトイストーリーシリーズを観た感想としては、「ピクサーすごい」って感じ。セリフに合わせて忠実に口が動いてるのすごくない?!ていうかこれ、おもちゃのチャチャチャとおんなじですよね。あの歌とトイストーリーの原作ってどっちが先なんやろか。

 

子どもの遊び道具として作られたおもちゃでも、それを子どもがゴミと認識すればゴミになるし、たとえゴミに見えるものでも、子どもがそれで遊べばおもちゃになるんやなあと改めて思いました。

それがおもちゃ側からの視点で描かれていて、おもしろかったです。

やっぱり子どもはおもちゃを「所有する」という行為そのものを通して情緒を育てていくんやね。

それがおもちゃ側からしたら(おもちゃに意志があるとしたら)、「所有される」ということにはとても意味があって、誰かに必要とされる喜びや安心感ってすんごい大きなものなんやなあ。

そのセーフティプレイスをおもちゃが手に入れるシーンもよかったけど、逆にそこから自分の心の声に従って出て行くシーンも素敵でした。

 

今後も英語音声のみの映画チャレンジ、ちょいちょいやってこ〜。

 

そんなこんなで、今回はここまで。

Hej då!