Hej hej〜
今回は第一弾の続編です〜
前回"Gothia volley"というチームの、Cチーム練にお邪魔してきました。
そして先週、BとAの練習にも参加させてもらっちゃいました。
まずBチームから。
Cチームよりはレベルが高く、ある程度やっていた人たちが揃っていました。
しかしその人たちもかなり荒削りで、高さという圧倒的矛を振り回し、守りという盾を圧倒的に無視したバレーを展開していました。
僕はセッターをさせてもらったのですが、ある男の人に話しかけられ、日本からきたというと、目を輝かせて"Haikyu!!!!!!!!"と叫ばれました。
なんと彼は、ハイキュー!のアニメをみてバレーを始めたのだそう。キャプテン翼現象がまさかバレーで、しかも海外で起きているなんて想像もしてなかったので、なんだか嬉しい気持ちに。
しかもその男なにかと大げさで、僕のトスを打つたびに、"Kageyama!!"と叫ぶもんだから、そんな大層なもんじゃないのに舞い上がっちゃったりもしました。(きもい)
さらに練習後に僕が名字を告げると、"Tanaka senpai!!!"と満面の笑みで叫び、謎に舎弟みたいになりました。スウェーデンでは部活も上下関係もないから、日本では煩わしいと思われがちな先輩後輩の関係も、海外アニメファンだとある種うらやましくもあるらしい。おもしろいね。
Aチームの練習では、まずでかさに驚愕しました。リベロの人が僕より少しでかくて、他は全員はるか上空に頭が。
圧倒的威圧感にびびりながら練習が始まり、ここでも指示がスウェーデン語なので戸惑いながらもチームメイトに通訳してもらってなんとかついていきました。
この日の練習はよりによって苦手なブロックの練習がメインだったので、ひたすらにジャンプさせられてへこたれまくり。スウェーデン語がまったくといっていいほどわからないので、チームメイト同士がじゃれあっていたり笑いあっている場面で疎外感に苛まれます。致し方ないけれど。
見よう見まねで必死でメニューをこなしてはぁはぁ言ってたら、「ついてきてるね!スウェーデン語完璧にわかってんじゃん!」と言われて、うるせえよと言いかけたけど耐えた。
何が一番困ったかというと、やっぱり試合中のコミュニケーション。セッターはラリー中ほぼ必ずボールを触るので、絶えず仲間とコンタクトを取らないといけないにもかかわらず、スウェーデン語はもちろん、英語でも意思疎通がままならないので、イライラされてんな〜〜というシーンもいくつかありました。
どうせみんな英語ぺらぺらなんだから、英語使ってくれよと思いながら、それも傲慢な話だよなと思い直しました。ここスウェーデンだし。「おれはイタリアリーグに初めて参戦した石川祐希だ」という気持ちで乗り切りました。
とりあえず、「水飲んでいいよ」というスウェーデン語だけは覚えた。
バレースタイルはというと、速さとテクニックを重視した日本流とは全く違う、高さ勝負の世界基準スタイル。ジムで筋トレした後に練習に行ったの完全にミスだったし、もともと高いトスが苦手だったので、ジャンプトスでレフトまでしっかり伸ばすことが全然できませんでした。申し訳なし。
クイックに関しては、過去一で高いトスを上げました。
最初いつも通りあげたら肘くらいの高さで、もっと高くと言われたので思い切って時間差くらいの高さであげると、巨体がふわっと跳んできて、ズドンとアタックラインにボールが打ち込まれました。What happened??????って感じ。
AチームもBチームと同様圧倒的矛に頼りきった感じでレシーブは雑でしたが、その矛が何倍も強かった。予想以上に前方にスパイクを打ち込まれるので、レシーブが怖いなと久しぶりに感じました。
そんなこんなで練習が終わり、コーチとしゃべりながら帰りました。
「セッターをしたいならBチームかな、リベロならAチームでもいいよ。もしAチームと一緒に練習したかったら、リベロが練習にいない時に呼んであげるよ」と言われ、(本命じゃなくてもいいから、あなたが寂しいときに一緒にいれるだけであたしは嬉しいよ///みたいな都合のいい女扱いされてたまるかい!!)と思い、Bチームセッターを志願しました。
Bチームの練習は週2でありますが、授業が忙しかったり他の予定があったりであまり参加できないかもなーと悩んでると、Bチームのコーチが大丈夫だよと言ってくれたので、とりあえず所属だけでもしとこうかなと思います。愉快な友達もできたし!
これを機に、ハイセットを安定してあげられる下北戦士を目指します。
それでは今日はこのへんで。
Hej då!