三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

腐りかけのトマト

なんだか急に、むちゃくちゃに苦しくなった。苦しい。どうしようもなく苦しい。

学校に行きたくない。課題をやりたくない。家から出たくない。

なぜか。ちゃんと分解して理解したい。

 

英語がうまく話せないから。

ディスカッションについていけないから。

周りの反応がこわいから。

自分のしなければいけないことができていないことに焦りを感じているから。

背負ってきた期待に応えられるほどのことができていないから。

なりたい自分には程遠いから。

 

全部ほんとで、何か違う。

この苦しさの正体はなんだ。

 

日本を離れて1ヶ月が過ぎた。あっという間に過ぎた。

友達もたくさんできた。楽しいこともたくさんした。

でも、何か違う。自分はこんなにぬるくていいのか。いいはずがない。

 

胸にこびりついて離れてくれないもやもやとした苦しさを剥ぎ取りたい。でも、むりやり剝ぎ取るときでもないのかもしれない。

じっくり見つめてみたい。自分自身ととことん向き合ってみたい。

 

こんなときに背中を押してくれるのはやっぱり自分の大切な人たちで、大切な人たちが残してくれたものたちで、なんとしてでも何かを掴み取って日本に帰りたいと思う。

もがいてもがいてもがいた先に何があるのかはわからない、何もないかもしれないけど。もがききった事実はいつかの自分をきっと救うと思うから。

やれるだけやろう。

 

腐りかけのトマトが僕を見ている。るんるんで君を手にした僕が遠い昔のようだ。こんなになるまで放っておいてごめんよ。

食べよう。明日のプレゼンが終わったら、食べよう。

 

腐る前に、食べてしまおう、全部。