18日目、火曜日は、授業がいつも通りありーの、夜は学校のオーナーの息子さんの、お誕生日パーティーが開催されたのでお邪魔してきました!
フィリピンでは、医療が未発達で乳幼児死亡率が高いため、1歳の誕生日は知り合いやご近所さんを招いて盛大にお祝いする文化があるのだそう。
いってみると、驚くほど豪華で、食べ物や飲み物も無料、司会者やダンサーも用意され、お子さまの顔がもよおされた特製クッションが参加者に配られ、特設写真コーナーではカメラマンが写真をその場で現像してくれ、豪華なケーキが用意されるなど、とにかく盛大でした。
スラムをみてきたばかりのぼくにとっては、本当に贅沢祭りで気が引けてしまったのですが、たらふく食べてしまいました。お金持ちしかできないよね、普通に。
息子さんは、何が何だがわからない様子でめちゃくちゃに写真をとられ、たらいまわしにされ、ステージの中心の椅子に座らされたまま色んな人のスピーチを聴いていました。おりこうさんだった。
先生たちやその家族も参加していて、アットホームで賑やかで素敵な時間だった。お子さまは自分が誕生日を祝われていることもおそらく理解していないだろうし、記憶に残るかも定かではないけれど、無事に年を重ね、生まれた日に生まれたことを祝うという行為はこのうえなく素敵だなと感じました。
最後に、昔日本でシンガーをしていた会場係のおばちゃんに日本語でナンパされて謎に連絡先渡されたけど、あれはなんだったんでしょう。。。
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19日目、水曜日は、特にかわりばえのない1日で、授業後に一人で買い物に出かけておいしいチーズケーキをまたまた食べてきた。
授業で感じたのだが、自分は、自分の性格のことを単語でぼんっと表すのが非常に苦手である。
アメリカ人の親を持つ先生との授業で、いろいろな質問をされるのだが、その人がザ・アメリカ人って感じ(しらんけど)で0か100かみたいな性格なんですよ。ぼくのパーソナリティ言えって言われても、、悩んだ末に「だまされやすい」しか出なかったですね、つらい。
ふと夜にだらだらしながら久しぶりに見ないようにしていたインスタを開いてみると、会社員時代の同期が会社の総会の写真に自分をタグ付けしているのを目にしてほろりしてしまった。みんながぼくのこと覚えていてくれたなんて、、、一気にモチベを取り戻しました。
同期ついでに、大学時代の同期と撮った動画も見返してみた。なかなか素直になれなくて、今の立場とみんなの頑張りを比較してしまって遠ざけていたけど、そこには変わらない輝きがあった。
あの4年間は、間違いなくぼくにとってかけがえのない瞬間の積み重ねで、青春の日々だったんだ。何の迷いもなく、全力だった。それは、何度思い返してもきっと変わらない。
比べてへこむような関係ではなくて、想って勇気をもらえるような関係を築いてきたはずだ。自分が今やれることを、やっていくだけだ。
めちゃくちゃ変わったね、全然変わらんやん、って、また笑えるように必死で生きよう。