三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

最近、負のオーラをまといがちな話

最近、第一印象が悪い。

ここでいう第一印象とは、もともとの知り合いから言われる「今日の印象」が悪いということだ。

例えばこんな感じ。

 

バイト仲間「今日気怠そうだね」

バイト先の社員さん「目死んでるよ」

1年ぶりに会った友人「老けた?」

高校時代からの親友「なんか雰囲気暗くね?」

 

これらは全部、自分的には、そんなことなかった。バイト中は気怠くもなかったしやる気がないわけでもなかった。友人に合う時も若々しくいるつもりだったし元気だった。

なのに、どうやら最近のぼくは無意識のうちに負のオーラを出してしまっているらしい。こりゃあいかん。そんなひろしみたいに負のオーラで笑いを取りたいわけじゃないとですたい。どちらかといえば太陽のような存在として周りを照らしていたいとさえ思っているのに。

 

身近な人が言葉にして負の印象を伝えてくれるおかげで、ぼくはこれに気づくことができた。もしかすると、最近会った初対面の人にも、負の第一印象を与えてしまっていたかもしれない。非常にまずい事態。

 

ではなぜぼくが今、無意識に負のオーラを放ってしまっているのだろうと考えたときに、思い当たるのはやはり「自信のなさ」だ。

以前は好きな人たちが集まるコンフォタブルなコミュニティでわいわいやっていたから、それなりに考えることもあったけど、概ね楽しくやっていた。

しかし今は、ひとつの居場所に留まらず、いろんなところに顔を出してはばりばりの個性やズンとした軸を持った人たちと出会いまくっている。それはそれで本当に刺激的でおもしろいし、出会いの中で人は成長していくのって本当なのかもしれないなと実感している。一方で、そういう「強い」人たちに会うことで、自分の中の自信が削ぎ落とされていく気持ちになる。もともと自信家だったわけではないが、どうしても人と自分を比べてしまい、自分にはそんなに強い軸も個性もない、どうしたらいいんだと途方に暮れる。

 

他にも不安とか身近に友達が少ないとかいろんなことがあると思うが、極力人にマイナスな印象を与えたくないので、気をつけようと思う。

いや、原因がある程度わかっているのなら、表面上気をつけるのではなく、問題を解決するために何ができるのかを考えよう。

 

東京に来て、たくさんの人に会った。たくさんの話を聞いた。同じくらい、自分の話もした。そのたびに、あの人はすごいな、自分の考えは甘いなって一喜一憂したりしながら輪郭がはっきりしていく感覚もあって。それらを言葉にするのがここでもあって。

ぼくはぼくのために生きていきたい。今勉強してるのだってぼくのためだし、ボランティアだって結局ぼくのためだ。ここで文章を書くのも、ぼくのため。全部ぼくの、幸せのためなんだ。

最近のぼくは、ぼく自身の幸せに向かっている、幸せになるための過程にいるんだ、そのための試練なんだという感覚だった。だから悩むことなんかたくさんで当然だし、今不安なぶん、いつか思い描く幸せな日々が訪れるんじゃないかなと勝手に思っていた。でも、大きな幸せがゴールにあって、その途中が全て不幸なわけじゃない。一日一日の中に小さな幸せも悩みも喜びも悲しみもいろんなものがいくつもあって、その積み重ねで未来に進んでいる。そのひとつひとつと向き合うことを忘れてしまったら、思い描いていたはずの大きな幸せも遠くにいってしまうのかもしれない。

 

ぼくは、ぼくが幸せでいることで、誰かに幸せをちょっとおすそ分けできるような、そんな人になりたい。この世界で唯一無二の、燦然と輝く太陽でなくていいから。立ち止まって見上げると、きらきら光ってるいくつもの星のひとつでいいから。ぼくの大切な人たちにとっての、大切な人でありたい。

だから、もっと日常を大切にしよう。目の前の人や気持ちに目を向けよう。ぼくの日常を彩るのは、ぼく自身なんだ。