三日坊主の三年日記

人生を、おもしろく

かっこいいジャンプサーブが打ちたいの巻

Hej hej~~~

 

先月は友人に会いにベルギーに行き、そのついでにオランダを一人旅しておりました。どこもかしこも街並みは綺麗でビールは美味くて最高でした。住んだら確実にぽっちゃり街道まっしぐら。

特にオランダは、小さい街に行ってもみんな英語が上手くて教育水準の高さを実感。。。

 

 

今回はその話ではなく、先日ヨーテボリでバレーをしてきたときの話でげす。

前回のバレーの記事に登場した、ハイキュー大好き芸人のGeryに誘われ、fysikenのバレーボールに行ってきました。

 

fysikenとは、僕が週に3回ほど通っているジムで、会員は自由にトレーニング器具を使えるのはもちろん、ヨガやグループトレーニング、ダンス、バレーボールなど毎日開催されているレッスンに無料で参加できたり、巨大ボルダリング場を使えたりするのだ!!

しかもそれでもって学生は毎月約3000円ほど。お得すぎる。

 

スウェーデンでは街中のいたるところにジムがあり(なんと学生寮の中にも)、会社の福利厚生だったり、学割だったりでジムを無料または安く使えるケースが多いらしく、国民の健康意識がとても高い。

というか書いてて思い出したけど神戸大の寮にもジムあったわ。あそこ地味に有能やったんやな、立地以外は。

 

ジムで見かける人はやはりマッチョな青年が多いが、女性も高齢者も高校生も、いろんな人が楽しくトレーニングをしている。

実際、スウェーデン人のフィットネスクラブ入会率は21.15%と世界一らしい。(日本は3.35%)

 

 

fysikenでのバレーは初心者レベルと上級者レベルに分かれているのだが、僕はまず、初心者レベルの方に行ってみた。 

僕はバレーを10年以上やっているので、さすがに初心者にひとりで混ざると物足りないかなと思っていたのだが、予想以上に参加者のみんながバレーを心底楽しんでやっていて、僕もめちゃくちゃ楽しんでしまった。

上級者レベルの方にも顔を出し、こちらでもしっかり楽しんできた。

 

fysiken所属のインストラクターが一応存在しているのだが、初心者に基礎を教えるでもなく、全体を仕切るでもなく、完全に仕事をせずに参加者と一緒になってバレーに夢中になっていたのがおもしろくて笑ってしまった。

 

3回いってみて感じたことなのだが、自分中心に考えてる人多めだなあという印象だった。笑

というのも、バレーボールというのはチームスポーツであるにも関わらず、個人プレーを重視したがる傾向にある人が多かった。

とにかく自分にトスを持ってきてほしい、自分が満足のいくスパイクを打ちたい、かっこよくジャンプサーブを決めたい、といったように、主張が強くてチームの勝ちよりも個人の満足度を優先していた。

まあ決まったチームではなく、毎回ランダムに集まった人たちでやるレクリエーション的なバレーなので、勝ちよりも自分のプレーが上手くできるかにこだわっているのかもしれない。

 

日本だと、こういうことをする人はきっと、「周りに合わせろ」とか、「でしゃばんな」とか言われるんだろうなと思う。

実際日本でバレーをずっとやってきたが、練習中にジャンプサーブを打つことは、「イキっている」と捉えられる風潮があった。まあその集団の目的によって個人の行動がその場でふさわしくないものになる場合はあるにせよ、にしてもなんとなく、ちゃんとできないのにやってんじゃねえよという雰囲気はあった。

 

「イキんな」とか、「しゃしゃんな」とか、日本の若者はよく使いがちな言葉だけど、これってすごく自分たちの挑戦しづらさを助長してしまっているんじゃないかなあと思う。テレビでみて憧れたプレーをやってみたっていいじゃないか。

 

周りに合わせることを全否定しているわけではないけど、ささいな言葉で人のトライを阻む風潮はよくないよね。そもそもイキるってなんなん?それってしちゃ悪いことなん?

かっこいいジャンプサーブが打ちたい、みたいな小さなものでも、自分が「挑戦したい」と思ったときに挑戦できるかどうかってすごく大事で、その積み重ねが自信になって、大きな挑戦に繋がっていく気がするんだなあ。

 

 

 

日々暮らしていると感じることが山ほどあるんだけど、それが断片的でなかなかつながらず上手く言葉にできないことが多い。

ちゃんと紡いでいきたいという思いと、別に焦らなくてもいいやんという思いが同居しているが、忘れないようにしたいというのは一貫しているので、ブログの下書きがどんどん溜まっています。

 

僕は元気です。みなさんは元気ですか?